胎動のことなど

3月11日

ここ1週間ほど、とにかく忙しくて妊婦とは思えないほど働いていて、でもそれは精神的にしんどいわけではなく自分の納得いくところまでできるという喜びがあって、さすがに身体はしんどいのだけど夫さんが家事を全面的にやってくれてるのもあり、充実した日々~とか思っていた。つかれていても、帰って横になるとお腹の子はぽこぽこと元気に動いて、一緒にがんばってくれてありがとうな~とお腹を撫でたりしていた。それが昨日、帰って横になっても胎動がない。まあ、寝てるんやろなくらいに思ってたけど、2時間たっても全然反応がない。どうしたんだろう。3時間胎動がないと、病院にいったほうがいいとネットで読んだことがある。11時頃お風呂に入っているときに、夫さんが「あと30分待って動かなかったら、病院に行こう」と言う。いつものらりくらりしてる夫さんがそんなことを言うなんて、戸惑ってしまう。お風呂からあがって、横になって全神経をお腹に集中させる。いるよね、ちゃんと生きてるよね、と思いながら。10分ほどじっとしていると、かすかにぽこっとお腹の奥が動いた。
「うごいた!」
「ほんまに!よかった!!」
またぽこっ。涙が出た。
なんだよー心配させるなよお、と思いつつ、こんなにくたくたになって胎動もわからなくなるくらい働くのは考えようと思った。
安心して、夫さんがむいてくれたみかんを食べて、すぐに寝た。

3月12日
昨日の晩から夫さんは結婚式で大阪に帰っている。わたしも昨日で仕事の山がひと段落したので、昨日ははやめに退社し、カフェに寄ってココアを飲みながら本を読んでぼーっとした。帰宅後もひとりでごはんを食べて、ゲームをして、風呂に入り、読書して静かに過ごす。
夫さんといると、夜ごはんを食べてから寝るまでの3時間ほどがあっという間なのに、ひとりだとなんだか持て余してしまう。不思議だ。やってることといえばごはんの後片付け、お風呂、ゲーム、読書くらいしかないのに。2人でいると、なんだかんだしゃべったりけんかしたりするからなのかな。

今日は昼から知り合いの家でみその仕込みをしてくる。材料などは用意してくれてるので、容器とエプロンと材料費をもっていくだけ。去年仕込んだのが、思ったよりおいしかったので今年もやらせてもらうことになった。なんというか、市販のものより俄然素朴というかワイルドというか、手作り!って感じの荒さがあっておいしい。決して上品な味ではない。
夕方からは、偶然夫が結婚式で大阪に帰っている後輩のまゆが泊まりにくる。はやめに夕飯を一緒につくって、まったりする予定。楽しみだなあ~
あと30分くらいベッドでごろごろしたら活動開始しよう。