年末年始

12月28日

夫と息子、ふたりで先に帰省。数日前から言い聞かせていたので、息子は「ばいばーい」とあっさり家を出ていった。ベランダから二人を見送り部屋に入ると息子のリュックが転がっている。慌てて自転車で追いかけ、リュックを渡して家に戻る。さて1日リフレッシュ休暇。表参道あたりに出ようかと思ったが、結局大掃除することにした。昼はコンビニで実家への荷物を送りがてら近所のスーパーで海鮮丼。帰宅して大掃除の続き。台所と風呂の掃除、床ふきができたのでよしとする。夕方銭湯に行ってアカスリをしてもらう。交互浴もして体がいい感じにくたくた。銭湯に入ってる和食屋で夕飯も済ませる。帰って推しを見て安らかな気持ちで就寝。お風呂のおかげで一瞬で寝た。

 

12月29日

はやめに家を出て、ひとりで朝マック。私は朝マックを愛しているのです。駅ビルの豊島屋で夫の祖父母におみやげ(落雁にした)を買い、新幹線で大阪へ。雪でちょっと遅れていた。岐阜あたり外がまっしろ。新幹線では仲野徹さんの『(あまり)病気をしない暮らし』を集中して読む。とてもおもしろい。昼過ぎについてバスで四条河原町へ。祇園の月ヶ瀬でおしるこを食べるのが目的。年末だし行列覚悟で行ったら先客一組で拍子抜け。くつろぎながら熱いおしるこをすする。帰るには少しはやいので錦市場を冷やかし、前から気になっていた市原平兵衛商店で菜箸を買って自宅へ。夫と義父が息子を車で送りに来る。息子を受け取り、夫は飲み会へ。夕飯は鍋。母、張り切りすぎて鍋に鶏肉、鴨、鱈をいれたうえに馬刺しまで出そうとするので馬刺しは別の日にするようお願いする。息子、パパにあいたくてさみしいと泣きながら寝る。ママの存在意義とは・・・

 

12月30日

夫と息子と3人で京都の友人宅へ。手土産はふたばの豆大福。ふたばは大行列だったが前日に予約しておいたので10分ほどで受け取り。今日は友人宅でスプラトゥーンオフ会。大人10人、こども4人でワイワイおやつを食べながらひたすらゲーム。息子は同い年の女の子と大はしゃぎで遊んでいた。18時ごろお暇。豆大福を母にも買って帰ったら喜んでいた。夜、馬刺しと中トロをたらふく食べる。ハイカロリーな夕飯が続く。

 

12月31日

実家に息子を預け、最寄りの駅ビルへ。友人との約束の時間までレストランフロアをうろうろしていたら高校の同級生に会う。さすが地元。「今月できた彼氏」と紹介してくれた。スニーカーがおそろいでにやりとする。

パリから一時帰国している友人と会う。友人は昼から飲むワインが様になっている。お土産にアラン・デュカスのチョコレートとゲランドの塩をもらった。大晦日で店があいてなかったので駅ビルのパスタ屋でランチだったが、思えばこの友人とは15年前の高校生の頃、同じ駅ビルのフードコートに入っていた今はなきハーゲンダッツを食べながらダベっていたんだよなあと感慨深い気持ちになる。次に会うのはまた来年の年末。パリはなかなか物騒なので、気をつけてと言って別れる。

ネットカフェで仕事をしていた(結局ドラゴンボールを読んでいたらしい)夫と合流して、神社へお参りに行く。参道にはもう出店が出て、中で人が準備をしている。三が日に子連れでお参りに行くのはなかなかたいへんなので、今年はありがとうございました、来年も無病息災でよろしくお願いしますと神様にお願いする。年が明けてから行っても、去年はありがとうございました。今年もよろしくお願いします、というようなことをお願いするわけだし、年末でもいいのではないかという自論。てくてく歩いて帰る。息子と母が家のそばまで迎えに来てくれる。夕飯は焼き肉を食べながら紅白を見る。おかいつ勢、ゆきちゃん、セクゾのケンティーが同じ舞台に立っていることにママは大興奮だよ・・・。10時半頃、息子は年越しケーキがはやく食べたくて泣き出す。年越しケーキなのだから12時に食べるのがうちのルールだけど、息子が眠そうなので仕方なくはやめに食べる。一昨年まではワンカットぺろりだったのに去年あたりから胃もたれがする。息子を寝かしつけ、2355年越しスペシャルを見て寝る。たなくじは天下泰平吉でした。

 

1月1日

義父母に車で迎えにきてもらい、夫の母方の祖母の家へ。おせちを食べたあと夫はすぐに寝てしまった。息子と義父は散歩に。私は義祖母に庭を案内してもらう。ここのおうちは古いけれど丁寧に手入れされていることがよくわかる。小さな庭には、キウイや蝋梅やいろんな植物が植わっている。それから義祖父、義父、私、息子という、大人3人はだれも血がつながっていないよくわからない4人で畑に野菜をとりにいった。巨大なブロッコリー、大根、九条ネギを収穫。夫はまだ寝ている。息子は義父にたくさん遊んでもらってうれしそう。今日は夫の実家に泊まる。芸能人格付けチェック、途中までしか見れず。最近マンネリ気味か。推しに出てほしいんだけど。眠くなったのではやめに寝る。

 

1月2日

午前中、夫の父方の祖母と叔父が来る。ご高齢なのでもう一緒に食事はせず、お茶だけして帰っていった。みんなにお年玉をくれた。息子にはドイツの木のおもちゃと本もくれた。義父母と夫と私と息子の5人でおせちを食べる。今年は私のリクエストで洋風おせち。白ワインがおおいにすすんだ。夫の家族はあまりお酒を飲まないので、みんながお雑煮に移行するなかひとりでちびちびやる。食後私たちは昼寝。途中で起きた息子は義父母と散歩にいった。私と夫も夕方起きて散歩にでた。途中で息子たちと会う。夫が中学生の頃遊んでいたショッピングモール、というほどでもないイオン的なところや散歩コースをぶらぶらして帰る。

 

1月3日

みんなで初詣へ。おみくじをひいたところ夫、息子は末吉。私は中吉。お昼はラーメンの出前をとった。ここのラーメン、私と夫は高校生のときから行っている。みそちゃんぽんが相変わらずおいしかった。義父に車で送ってもらい、私の実家へ。夕方、息子を預けて私と夫は京都へ。ちょぴんと飲みに行く約束をしている。電車でかばんに入っていたチョコレートを食べようとしたら夫がドン引きした声で「それ今食べるん?」と言う。こっちに来てから私が食べ過ぎだと思っているらしい。おっしゃる通りである。でも夫も食べている。私のほうがきもちお酒を多くのむくらいだ。それなのに人のことをブタを見るような目で見やがって。と怒ると謝ってくれた。ちょっとはやく到着したのですこし河原町をぶらぶらしてからお店へ。先に来ていたちょぴんは黒いシャツに派手なジャケットを着ていてちょっとカタギの人に見えない。スペシャルゲストでわださんと彼女も来た。彼女はよく飲む子なのに烏龍茶を頼んでいるのですわおめでたかと思いきや風邪をひいているとのこと。なんだびっくりした。お店ではおせちスペシャルとのことで、かわいい重箱においしいおせちが入ったのが最初に出てきた。祝い箸に名前がかいてあってうれしい。おいしい肴をつつきながら、日本酒飲んだりワイン飲んだり。珍しく夫もよく飲んだ。ちょぴんがほとんどごちそうしてくれた。わださんと彼女と別れ、ちょぴんの新居をのぞきに行く。一人暮らしのときは神経質なくらい整理整頓されていたけど、今のおうちは普通に生活感があって、結婚っておもしろいよな~と思う。コーヒーをいただいてお暇する。そういえば、夫と夜にふたりで外出するのは産後初めてだ。2年半ぶり。

 

1月4日

父と母と息子はおもちゃを買いに出かけたので私と夫は家でゲーム。昼ごはんにラーメンを食べに行き、母にまだ遊んでて大丈夫か聞くと問題ないとのことなので梅田へ繰り出す。阪急百貨店でずっと気になっていたTHREEの下地、ファンデ、パウダーを買う。カウンターでメイクしてもらったのだけど、クリームを塗ったあとに「ちょっとほっぺさわってみてください」と言われ、そんなのよく考えなくても自分のほっぺのことに決まっているのにぼんやりしていた私は目の前にあった(ちょうどかがんで眼の前にあった)美容部員のお姉さんのほっぺを触ってしまったのだった・・・死ぬほど恥ずかしい。ほっぺに触る1秒前に「あ、これちがうわ」と気づいたのだけど、気づいたときにはお姉さんのほっぺをさわっていた。お姉さんも「大丈夫です!あの、きゅんてしました!笑」と言ってくれたがとにかく恥ずかしかった。

それからサンローランで母の誕生日プレゼントにネイルを買い、別行動だった夫と合流して帰宅。今回、夫とふたりで出かけることが多かったなと思う。家に戻ると息子は父と母にトミカやリモコンで音の出る救急車を買ってもらって大はしゃぎだった。夕飯はまた中トロ、馬刺し、筑前煮、豚汁ととにかくハイカロリー。やけになって食べる。

 

1月5日

荷物をつめる。冬はとにかく衣類がかさばるので荷造りが面倒。準備していたらあっという間に昼。昼ごはんは鰻、ごはん、豚汁、そしてなぜかナポリタン。最後まで攻めまくりの母の料理。荷物は宅急便で送り、車で駅まで送ってもらって父母と別れる。息子はまだ横浜に帰ることはわかっていない様子。京都駅でおみやげ(ママ友に原了郭の黒七味、自宅用に東山亭のちりめん山椒、夫の会社用にマールブランシュの茶の菓)を買い、新幹線で横浜へ。息子、昼寝していないし寝てくれるかと思いきや2時間ずっと起きてしゃべり倒していた。ぐったり。新横浜の文の助茶屋でおしるこ(餅入り)を食べて今回の帰省は終了。